コロナウイルス感染拡大防止により、飲食店では店内の営業を自粛し、お弁当をテイクアウトができるサービスに切り替える動きが出ている中で・・・
本日の昼食に『 ますずし 』 を持ってきた社員がいました。
( テイクアウトではなく、昨日貰ったので弁当になったそうです笑 )
『 ますずし 』とは、鱒(サクラマス)を用いて発酵させずに酢で味付けした “ 押し寿司 ” で、富山県の郷土料理です。
富山市内では、『 ますずし 』を作っているお店が20軒以上あり、レア度(鱒の〆具合)・肉厚・酸味度・酢飯の柔らかさから固さまで、お店ごとにそれぞれ味や製法スタイルが異なります。
その歴史は、富山藩士で料理人であった吉村新八が、藩主前田利興に「 鮎寿司 」を献上したのが始まりといわれております。これは美味しいと気に入られた藩主が、八代将軍徳川吉宗に献上したところ称賛されたそうです。
当時は「 鮎寿司 」でしたが後には『 ますずし 』も作られるようになり、『 ますずし 』が富山の名物となったといわれます。吉宗への献上以降『 ますずし 』は富山藩の献上品となったそうです。
古くから続く製法や味を守る伝統の老舗店や、研究を重ね進化を続ける 『 ますずし 』 のお店など・・・
人それぞれ好みも違うので、地元民の間では、それぞれ好みのお店や贔屓にするお店もあります。
ちなみに、当社エンジニアの 『 フィー君 』 は食べたことが無いと思いおすそ分け!
『 美味しい? 』 と尋ねると・・・
『 食べたことある 』
『 宇奈月温泉で! 』
と、言われました・・・
旅行好きとはいえ、なかなか『 通 』ですね笑
富山県へお越しの際は、是非ご賞味ください!